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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻12号

1981年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン 脊椎・脊髄疾患

骨の変化と病変の周囲への進展

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所属機関:

ページ範囲:P.2114 - P.2115

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 腫瘍,または炎症性疾患の場合,病変が周囲軟部組織に広がることが多い.このような病変の周囲への進展を見るにはCTは非常に優れているし,脊髄腔造影を併用すれば脊柱管内の腫瘍と圧排された脊髄との関係も明確となる(図9,10).脊髄造影では硬膜外性腫瘍の存在しかわからないが,CTでは周囲軟部組織と腫瘍の関係がよくわかる(図11).なお破壊性の骨変化はとくに椎体前方の場合,椎間板とのpartial volume effectのため判然としないことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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