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臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン 脊椎・脊髄疾患
脊髄腔造影の応用
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ページ範囲:P.2118 - P.2121
文献購入ページに移動 脊髄疾患の多くは,通常のCT検査ではなんら異常所見を認めないので,脊髄腔造影を併用することになる.椎間板ヘルニアの場合でも椎間板自体をCTで描出できないときには,クモ膜下腔の狭小化と,脊髄の圧排による扁平化が診断のよい手がかりとなる(図16).
椎間板ヘルニアの診断では単純X線撮影における椎間板腔の狭小化,脊髄造影上,nerve root腫脹などの所見が大切である.椎間板造影も行われることがあるが,陽性所見が得られても臨床症状と必ずしも一致しないことが多い.
椎間板ヘルニアの診断では単純X線撮影における椎間板腔の狭小化,脊髄造影上,nerve root腫脹などの所見が大切である.椎間板造影も行われることがあるが,陽性所見が得られても臨床症状と必ずしも一致しないことが多い.
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