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臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン 頭頸部
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ページ範囲:P.2132 - P.2134
文献購入ページに移動 側頭骨疾患では,耳小骨や内耳構造の変化のような細かい病変の判断にはCTは不向きである.悪性腫瘍の頭蓋内進展の有無の判定が最もよい適応であるが,十分に大きな腫瘍であれば,立体的な理解にCTが有効な場合もある.
咽頭部,喉頭部の疾患に対しては一般に視診,内視鏡が有効なため,CTの応用範囲は限られている.腫瘍の気道外への進展の判定にある程度は有効であると考えられるが,最大の適応は,上咽頭・鼻咽頭の悪性腫瘍の頭蓋内進展の判定である.
咽頭部,喉頭部の疾患に対しては一般に視診,内視鏡が有効なため,CTの応用範囲は限られている.腫瘍の気道外への進展の判定にある程度は有効であると考えられるが,最大の適応は,上咽頭・鼻咽頭の悪性腫瘍の頭蓋内進展の判定である.
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