文献詳細
臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン
大血管病変
文献概要
大動脈瘤のCT診断所見について,37例の症例について検討を加えたが,主な所見は大動脈の拡大(37/37),変形(34/37),石灰化(34/37),血栓を思わせる造影剤で染まらない低吸収値領域の存在(32/37)であった.
そしてCT診断の特長を列記すると,1)大動脈全体の横断面での太さ,形態,壁の状態がよく識別できる.
2)石灰化の存在,位置がよくわかる.これは内膜の位置を示すので,解離を判断することができる.
3)造影剤の投与によって血栓と血流部分を区別して見ることができる.
4)他の腫瘍との鑑別に有用である.
5)非観血的で安全な検査法である.
などがあげられる.
そしてCT診断の特長を列記すると,1)大動脈全体の横断面での太さ,形態,壁の状態がよく識別できる.
2)石灰化の存在,位置がよくわかる.これは内膜の位置を示すので,解離を判断することができる.
3)造影剤の投与によって血栓と血流部分を区別して見ることができる.
4)他の腫瘍との鑑別に有用である.
5)非観血的で安全な検査法である.
などがあげられる.
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