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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻12号

1981年11月発行

文献概要

臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン 肝臓(上腹部の正常解剖を含めて)

脂肪肉腫

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ページ範囲:P.2181 - P.2181

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症例1 脂肪肉腫(?)(図18)
 右腹腔をすべて占めるような巨大な腫瘍があり,残余の肝は右方へ大きく偏位している.この腫瘍は著しく低濃度であり,中央部一帯には樹枝状の陰影が見られ,この部は造影剤により強いenhanceを示す.脂肪のきわめて多い腫瘍だが,組織診は得られていない.脂肪を多量に含む肝腫瘍は稀だが,CTは最も敏感に検知し得る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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