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臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン 肝臓(上腹部の正常解剖を含めて)
肝膿瘍
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ページ範囲:P.2188 - P.2188
文献購入ページに移動症例 肝膿瘍(図28)
A.造影前,B.造影後
造影前は中央部が低濃度で,外方へいくほど周囲肝に近づき,輪郭は判然としない異常陰影が見られる.門脈,下大静脈が合わせ認められる.ところが造影後一転して先の中央部のみが輪郭の鮮鋭なのう胞類似の強い低濃度影を示す.ただし典型的のう胞はより円形であり,この低濃度の周囲がわずかに不均等の陰影を呈している.
A.造影前,B.造影後
造影前は中央部が低濃度で,外方へいくほど周囲肝に近づき,輪郭は判然としない異常陰影が見られる.門脈,下大静脈が合わせ認められる.ところが造影後一転して先の中央部のみが輪郭の鮮鋭なのう胞類似の強い低濃度影を示す.ただし典型的のう胞はより円形であり,この低濃度の周囲がわずかに不均等の陰影を呈している.
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