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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻13号

1981年12月発行

文献概要

今月の主題 肺機能検査から疾患肺へ 病変部位と機能検査

気道病変

著者: 佐々木孝夫1

所属機関: 1東北大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.2034 - P.2037

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 気道系の第1の役割は,導管としての役割で,ガスを流すことでその目的を達成する.したがって,どれだけガスが気道系を流れるかが気道系の具体的な機能の問題となる.しかし,気道系自身はガスを流す駆動力をもっていず,むしろ気道系はガスの流れを規制する側にある.
 導管の気流を規制する性質は,直接的規制機構のいかんをとわず,次の2つの方法で数量化される.すなわち,
 1)ある特定の駆動圧での気流量
 2)ある特定の気流量を流すのに必要な駆動圧,すなわち,気流抵抗
 の2種類の検査で検討される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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