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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻13号

1981年12月発行

文献概要

図解病態のしくみ 消化器疾患・22

Parenteral & Enteral Nutrition(1)—飢餓と外傷時の代謝

著者: 松枝啓1

所属機関: 1国立病院医療センター・消化器内科

ページ範囲:P.2125 - P.2130

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 臨床栄養学の最近のめざましい進歩に伴い,種種の疾患における栄養不良状態の改善をはかることが,原因疾患の治療効果を上げるのみならず,合併症を予防するうえで最も重要な臨床上の課題の1つであることが明らかになってきた.とくにProtein-Calorie Malnutritionの概念が臨床に導入され,またその病態生理が明らかになるにしたがって,患者の栄養不良状態の評価の進歩がもたらされ,より合理的な治療が可能になってきた.
 とくに,Total Parenteral Nutrition(TPN)やElemental Diet(ED)に代表されるParenteal & Enteral Hyperalimentationが開発されて以来,種種の疾患におけるProtein-Calorie Malnutritionの治療が効率よく施行できるようになり,その臨床的意義は測りしれないものがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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