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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻13号

1981年12月発行

文献概要

図解病態のしくみ 循環器疾患・12

境界域高血圧

著者: 須永俊明1

所属機関: 1佐賀医科大学・内科

ページ範囲:P.2131 - P.2137

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 Borderline hypertensionとか,labile hypertensionとか,mild hypertensionとか,高血圧症の中で血圧が,正常域より高目で常に高血圧範囲にないような場合,またはこれに年齢的な因子を加えて,若年性高血圧として,もっと広範囲から取り扱うような考え方がある.しかし,問題点は,これらの病態が,実際にprehypertension(本態性高血圧の前期)の範疇に入るのかどうかである.
 もちろん,prehypertensionというように範囲を区切ってしまうことにも問題があるが,この点に最も重要な問題が含まれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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