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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻13号

1981年12月発行

文献概要

オスラー博士の生涯・101

「25年後に」—臨床医学の教育と学習精神—50歳の時のオスラー博士の講演

著者: 日野原重明1 仁木久恵1

所属機関: 1聖路加看護大学

ページ範囲:P.2158 - P.2166

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 ウィリアム・オスラー博士がジョンス・ホプキンス大学の教授として,新しい医学教育を行っていた50歳の時,1899年9月にカナダの母校マギル大学の医学生,教職員のために特別講演を依頼された.母校の講師に任命されてから25年経ってのことである.
 この講演でオスラーは母校の発展を喜ぶとともに,さらに効果的な医学教育を期待し,よき臨床医を作るための教育方法の刷新と教育理念についてここで語っている.
 その内容は80有余年後の今日の日本の医学校への手きびしい批判でもあり,また本当の医師作りとは何かが示されているのである.これはまた教養の香り高いオスラーの名講演の一つでもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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