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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻2号

1981年02月発行

文献概要

今月の主題 心不全の動向 心不全の病態

心原性ショック

著者: 勝山一貴世1 山本亨1

所属機関: 1日本大学医学部・麻酔科

ページ範囲:P.198 - P.199

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 心原性ショック(cardiogenic shock)は心臓のポンプ作用の急激かつ著明な低下が原因となり発生する組織灌流の低下,すなわちショック状態であって,結果的には組織は酸素欠乏に陥る.心原性ショックの原因を病態生理面より分類すると表に示すとおりである.
 臨床上最も発生頻度の高い心原性ショックは心筋梗塞において起こるもので,冠状動脈の血流障害によって心筋が壊死状態になり,心筋収縮力が急激に低下しショック状態に陥る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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