文献詳細
文献概要
今月の主題 心不全の動向 心不全の診断
診察所見
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加国際病院・臨床医学教育
ページ範囲:P.222 - P.223
文献購入ページに移動 心不全とは,心臓のポンプ作用が衰えて,全身の組織に十分に血液を配給できなくなった病態を表わす言葉である.そしてこれは次のように分類される.
I.低送血量性心不全
1)収縮不全:左心不全,右心不全
2)肺循環系の障害,先天性心疾患による右心不全
3)拡張不全
II.高送血量性心不全
重症貧血,甲状腺機能亢進症.動静脈瘻
このように,心不全の成り立ちには種々のものがあるが,一応左心不全,右心不全に大別して,その際の診察所見の特色と,とり出し方について述べる.
I.低送血量性心不全
1)収縮不全:左心不全,右心不全
2)肺循環系の障害,先天性心疾患による右心不全
3)拡張不全
II.高送血量性心不全
重症貧血,甲状腺機能亢進症.動静脈瘻
このように,心不全の成り立ちには種々のものがあるが,一応左心不全,右心不全に大別して,その際の診察所見の特色と,とり出し方について述べる.
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