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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻2号

1981年02月発行

文献概要

今月の主題 心不全の動向 心不全の診断

診察所見

著者: 日野原重明1

所属機関: 1聖路加国際病院・臨床医学教育

ページ範囲:P.222 - P.223

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 心不全とは,心臓のポンプ作用が衰えて,全身の組織に十分に血液を配給できなくなった病態を表わす言葉である.そしてこれは次のように分類される.
 I.低送血量性心不全
  1)収縮不全:左心不全,右心不全
  2)肺循環系の障害,先天性心疾患による右心不全
  3)拡張不全
 II.高送血量性心不全
  重症貧血,甲状腺機能亢進症.動静脈瘻
 このように,心不全の成り立ちには種々のものがあるが,一応左心不全,右心不全に大別して,その際の診察所見の特色と,とり出し方について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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