文献詳細
カラーグラフ 臨床医のための内視鏡—パンエンドスコープ
上腹部痛を訴えた例を検査して発見された病変
著者: 加藤一雄2 関東逓信病院・消化器内科
所属機関: 1東京消化器病研究会 2江戸橋内科センター診療所
ページ範囲:P.466 - P.467
文献概要
診断をすすめるにあたり,まず問診により,①疼痛の発現が突発的か緩徐か,②疼痛が間歇的か持続性か,③悪心,嘔吐,排便排ガス異常を伴うか,④疼痛部位と放散痛の関係はどうか,⑤疼痛発現の原因と考えられる因子はないか,⑥既往歴はどうか,などを詳しく聞くことにより,かなり原因疾患を予測することができる.
掲載誌情報