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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻3号

1981年03月発行

カラーグラフ 臨床医のための内視鏡—パンエンドスコープ

上腹部痛を訴えた例を検査して発見された病変

著者: 加藤一雄2 関東逓信病院・消化器内科

所属機関: 1東京消化器病研究会 2江戸橋内科センター診療所

ページ範囲:P.466 - P.467

文献概要

 腹痛は臨床上,最もしばしば遭遇する訴えであり,それだけに原因疾患も多岐多彩で,上腹部痛だけに限定しても,表のごとく各種の疾患が考えられる.
 診断をすすめるにあたり,まず問診により,①疼痛の発現が突発的か緩徐か,②疼痛が間歇的か持続性か,③悪心,嘔吐,排便排ガス異常を伴うか,④疼痛部位と放散痛の関係はどうか,⑤疼痛発現の原因と考えられる因子はないか,⑥既往歴はどうか,などを詳しく聞くことにより,かなり原因疾患を予測することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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