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今月の主題 臨床栄養学—最近の進歩 トピックス
免疫と栄養
著者: 鈴木秀郎1
所属機関: 1産業医科大学・第1内科
ページ範囲:P.574 - P.576
文献購入ページに移動 古代から栄養障害により易感染傾向が増強されることはよく知られていたが,つい最近まで,その機序についてはほとんど何もわからなかった.最近基礎免疫学の著しい進歩により,免疫機構の詳細が明らかにされるにつれて,栄養障害のこれらの機構に及ぼす影響も次第に明らかにされつつある,本稿では感染防御機構,とくにその中心をなす免疫機構に対する栄養障害の影響を簡単に述べてみたい.
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