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臨床講座=癌化学療法
注目されている新抗癌剤—その1:類縁化合物
著者: 小川一誠12 岡部健一12
所属機関: 1癌研 2癌化学療法センター臨床部
ページ範囲:P.681 - P.684
文献購入ページに移動世界的に最も盛んに研究されているのは,類縁化合物である.その目的とするところは,本来の薬剤(母化合物)の有する特長をより伸ばし,また欠点を除こうとするものである.換言すれば,抗腫瘍効果をより高め,あるいは有効腫瘍の範囲をより広くすること,および毒性を軽減することである(表1).
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