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文献概要
今月の主題 出血とその対策 吐血・下血
経内視鏡的止血法—高張Na-Epinephrine液局注法
著者: 平尾雅紀1
所属機関: 1勤医協中央病院・外科
ページ範囲:P.770 - P.771
文献購入ページに移動 救急疾患のうちで,吐血・下血を主訴とする上部消化管出血例の占める比重はきわめて高い.日常診療でこれらに対する診断・治療上の考え方や技術を要求されることが多いものである.この10数年間の内視鏡技術の進歩発展に伴い,上部消化管出血に対する考え方も一変しつつある.緊急内視鏡診断にとどまらず,大きく内視鏡的止血という治療の分野にその主体が及んでいる.
今回は,筆者らが開発した高張Na-Epinephrine液(HS-E)局注療法について述べたい.
今回は,筆者らが開発した高張Na-Epinephrine液(HS-E)局注療法について述べたい.
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