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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻5号

1981年05月発行

文献概要

異常値の出るメカニズム・38

尿アミノ酸

著者: 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学・臨床病理学

ページ範囲:P.849 - P.851

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 アミノ酸は,カルボキシル基(-COOH)とアミノ基(-NH3)の両方を有する有機化合物で,動物界では両者が同一の炭素原子に結合しているα-アミノ酸で,構造の違いから表1のごとき5群に分類されている.アミノ酸は蛋白質の構成成分で,きわめて重要な物質であり,正常では尿中には排泄されない.病的にアミノ酸の尿中排泄の増加する病態をアミノ酸尿と呼んでおり,多くは先天性代謝異常に合併する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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