文献詳細
文献概要
今月の主題 膠原病—最近の考え方 膠原病とその周辺疾患
リウマチ多発筋痛
著者: 近藤啓文1
所属機関: 1北里大学医学部・内科
ページ範囲:P.988 - P.989
文献購入ページに移動リウマチ多発筋痛とは
リウマチ多発筋痛(polymyalgia rheumnatica,以下PMR)は頸部,肩,骨盤帯の痛みとこわばりを主症状とする症候群で,高齢者(50歳以上)にみられ,少なくとも1カ月以上持続し,筋力低下を伴わず,赤沈亢進(50mm/時間以上),少量の副腎皮質ステロイド(プレドニソロン10mg)の治療ですみやかに軽快することを特徴とする1).
リウマチ多発筋痛(polymyalgia rheumnatica,以下PMR)は頸部,肩,骨盤帯の痛みとこわばりを主症状とする症候群で,高齢者(50歳以上)にみられ,少なくとも1カ月以上持続し,筋力低下を伴わず,赤沈亢進(50mm/時間以上),少量の副腎皮質ステロイド(プレドニソロン10mg)の治療ですみやかに軽快することを特徴とする1).
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