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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻6号

1981年06月発行

文献概要

今月の主題 膠原病—最近の考え方 膠原病の臓器病変のみかた

腎病変

著者: 長沢俊彦1

所属機関: 1杏林大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1010 - P.1011

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 膠原病とその近縁疾患は,腎病変の立場からみると,表1に示す3つの群に分けることができる.一方,膠原病の腎病変は糸球体病変が最も多いが,血管,尿細管,間質にもそれぞれ単独,もしくは組み合わせによる病変を生じる.これらの病変により起こりうる腎症候を表2に示すが,その頻度は糸球体病変を反映して,1)から5)までのいずれかの症候を呈することが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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