文献詳細
文献概要
今月の主題 膠原病—最近の考え方 膠原病の臓器病変のみかた
腎病変
著者: 長沢俊彦1
所属機関: 1杏林大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1010 - P.1011
文献購入ページに移動 膠原病とその近縁疾患は,腎病変の立場からみると,表1に示す3つの群に分けることができる.一方,膠原病の腎病変は糸球体病変が最も多いが,血管,尿細管,間質にもそれぞれ単独,もしくは組み合わせによる病変を生じる.これらの病変により起こりうる腎症候を表2に示すが,その頻度は糸球体病変を反映して,1)から5)までのいずれかの症候を呈することが多い.
掲載誌情報