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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻7号

1981年07月発行

今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に

臨床診断

後腹膜腫瘍(副腎を含む)

著者: 東義孝1

所属機関: 1九州大学医学部・放射線科

ページ範囲:P.1166 - P.1169

文献概要

検査の手順とポイント
 後腹膜と言っても,その範囲は広い.上方は横隔膜から,下方は骨盤内の腹膜の付着部までをいい,横は壁側腹膜の後方の部分から,中央部は脊柱周囲の筋組織までを含む.
 文字どおり解釈すると,十二脂腸の一部や大腸・腎・膵・大動脈・下大静脈なども含むが,一般に後腹膜腫瘍というと,これら臓器は除いて,結合組織・脂肪・筋肉・筋膜・リンパ管・交感神経系などから発生した腫瘍を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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