文献詳細
文献概要
今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に 超音波の新しい応用
超音波誘導を用いた穿刺造影法—PTC・PTBD・PTP・膵管造影
著者: 万代恭嗣1 渡辺五朗1 伊藤徹1 二川俊二1 牛山孝樹1 和田達雄1 幕内雅敏2
所属機関: 1東京大学医学部・第2外科 2国立がんセンター・外科
ページ範囲:P.1188 - P.1189
文献購入ページに移動実時間表示装置には,超音波ビームが平行にでるリニア式と,扇形にでるセクタ式があり,両方式ともに穿刺用探触子が開発されている(図1).それぞれ一長一短があるが,現存の装置では,セクタ式がすぐれている.いずれにせよ,実時間表示装置を用いた穿刺では,まさに針が進んでいく状態と,目標臓器が同時に観察されるので,選択的穿刺が安全確実に行える点に特徴がある.
掲載誌情報