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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻7号

1981年07月発行

文献概要

今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に 超音波の新しい応用

超音波CT

著者: 高木八重子1 久保敦司1 橋本省三1 中島真人2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・放射線科 2慶応義塾大学工学部

ページ範囲:P.1196 - P.1197

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 超音波を利用した画像診断法としては,パルス・エコー法が現在広く実用化されている.一方,X線によるCT法は,人体の横断断層像を映像化する診断法として,近年,盛んに用いられている.超音波CTはX線CTの基本アルゴリズムを,超音波の透過波の分析に応用しようとするものである.X線のかわりに超音波の透過波によって被検物体を多方向からスキャンし,得られた1次元投影データをCT法を応用して演算処理して,被検物体の横断断層像を画像として再構成する方法であり,超音波の新しい応用として最近研究がすすめられてきている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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