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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻7号

1981年07月発行

文献概要

今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に 超音波の新しい応用

超音波顕微鏡

著者: 伊東紘一1 植野映2

所属機関: 1自治医科大学・臨床病理部 2自治医科大学・消化器外科

ページ範囲:P.1202 - P.1204

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 超音波顕微鏡という用語自体まだ耳新しいと思われる。超音波顕徴鏡とは光学顕微鏡や電子顕微鏡につづく第3の顕微鏡である.超音波顕微鏡は超高周波の音を用いて,物体の内部を観察することができるものである.光学顕微鏡は物体の表面を見ることができるが,不透明な物の内部を見ることはできない.
 最近では,超高周波超音波技術の進歩により,光学顕微鏡に匹敵する分解能を超音波が得られるようになってきた.そこで生体組織の微細構造をまったく新しい音という媒体を通じて観察し,新しい情報を得ることが期待されるわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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