icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina18巻8号

1981年08月発行

文献概要

今月の主題 心エコー法の現況 臨床診断

弁膜の診断―房室弁

著者: 石川恭三1 平田俊吉2

所属機関: 1杏林大学医学部・第2内科 2杏林大学医学部・内科

ページ範囲:P.1332 - P.1336

文献購入ページに移動
 房室弁には僧帽弁と三尖弁の2種類があり,これらの弁膜がリウマチ熱や細菌性心内膜炎に罹患して生じる弁膜症は,日常の臨床に際してしばしば遭遇する重要な疾患である.心エコー図は房室弁の動態を検索する上にきわめて有用であり,種々の房室弁異常の診断に広く利用されている.
 本稿では,房室弁の判断のポイントに焦点をおいて,症例を中心にして鮮説を加えていきたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?