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文献詳細

雑誌文献

medicina18巻8号

1981年08月発行

文献概要

今月の主題 心エコー法の現況 臨床診断

心筋症―肥大型

著者: 戸嶋裕徳1 陣内重三2

所属機関: 1久留米大学医学部・第3内科 2久留米大学医学部・内科

ページ範囲:P.1350 - P.1353

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 特発性心筋症idiopathic cardiomyopathy(ICM)とは原因の不明な心筋の疾患をいい,臨床病型により心筋の肥厚した肥大型hypertrophic cardiomyopathy(HCM)と左心室の拡張を伴ったうっ血型(または拡張型)congestive (or dilated) cardiomyopathy(CCMまたはDCM)とに分類される1)
 肥大型心筋症はさらに左心室内の圧較差(20mmHg以上)の有無により閉塞性と非閉塞性とに分けられる.しかし,安静時には圧較差がなくても負荷によって圧較差を生じる症例もあり,閉塞性と非閉塞性との間にはっきりとした一線があるわけではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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