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文献概要
今月の主題 心エコー法の現況 超音波の新しい応用
ドプラ法
著者: 榊原博12 宮武邦夫3
所属機関: 1国立循環器病センター・生理機能検査部 2国立循環器病センター・内科心臓部門 3国立循環器病センター
ページ範囲:P.1402 - P.1405
文献購入ページに移動この超音波ドプラ法の原理は里村(1956年)により微小運動を検出する目的で考案された.これは,仁村らにより心臓弁動態の解析に用いられ,初めて医学への応用が行われた.また,里村は血流によってもドプラ効果が生じることを見出し,これにより血流計測を行いうる可能性を示した.後に,血流によるドプラ効果は流動する血球からの散乱によることが,加藤らにより明らかにされた.
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