文献詳細
図解病態のしくみ 循環器疾患・9
文献概要
血圧の調節には,中枢性および末梢性の交感神経系の関与が非常に重要であることは,すでに血圧調節の項で述べた.また一方,血圧を心拍出量と末梢血管抵抗の積として表わすとすれば,末梢血管抵抗,すなわち末梢血管収縮は,交感神経末端から分泌されるノルアドレナリンが強く影響している.またノルアドレナリンに対して,アドレナリンは心拍出量にも関与するであろう.
またカテコールアミンの系列にはドーパミンーβ-水酸化酵素の血圧上昇に対しての関与も重要であり,カテコールアミンとレニン-アンジオテンシン系との関係,β-ブロッカーと血中カテコールアミンとの関係なども重要である.
またカテコールアミンの系列にはドーパミンーβ-水酸化酵素の血圧上昇に対しての関与も重要であり,カテコールアミンとレニン-アンジオテンシン系との関係,β-ブロッカーと血中カテコールアミンとの関係なども重要である.
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