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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻1号

1982年01月発行

今月の主題 内分泌疾患—今日の知識

診断のすすめ方

鉱質コルチコイドによる高血圧

著者: 猿田享男1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・内科・腎内分泌代謝科

ページ範囲:P.10 - P.11

文献概要

 アルドステロンをはじめ,デオキシコルチコステロン(DOC),コルチコステロンなど鉱質コルチコイドの過剰状態では高血圧が発症しやすい.しかし,これらの鉱質コルチコイドが主因となって生じる高血圧はそれほど多くなく,むしろ本態性高血圧,腎性高血圧あるいは神経性高血圧など,諸種高血圧の血圧調節に対する1因子として,重要な役割を果たしているものと考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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