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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻1号

1982年01月発行

今月の主題 内分泌疾患—今日の知識

境界領域

Transsphenoidal Microsurgery

著者: 景山直樹1 桑山明夫1

所属機関: 1名古屋大学医学部・脳神経外科

ページ範囲:P.44 - P.45

文献概要

 近年radioimmunoassayの発達とともに,従来は少ないと考えられていたホルモン過剰分泌性下垂体腺腫が,実は全下垂体腺腫の2/3以上も存在することが判明するとともに,内分泌検査によって腺腫の小さいもの(直径10mm以下のものをmicroadenomaと呼ぶ)が多数見つかるようになった.このような小さなものはトルコ鞍内に限局しているので,従来行われていた開頭術では発見困難であった.このような要求に対応できる手術法として現われてきたのが,いわゆるHardy法(sublabial rhinoseptal transsphenoidal approach)である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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