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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻1号

1982年01月発行

文献概要

診療基本手技

輸液量と点滴速度との関係

著者: 高尾信廣1

所属機関: 1聖路加国際病院内科グループ

ページ範囲:P.175 - P.175

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 研修医になりたてのころの問題は静脈注射についてのことであろう.静脈注射のテクニック上の問題は経験を積むにしたがって上達するのでまず問題はないが,ここで,点滴,とくに「輸液量と点滴速度に関するオーダー」について考えてみる.
 輸液内容(質,量)については普通指示さ[れているが,輸液の速度(点滴数)まで細かく指示されていることは,特別な場合(たとえば,心不全,脱水症,hypovolemic shockなど)を除いては少ない.普通のIVD(intravenous drip)速度とは,一体どの位の速度をいうのであろうか.一般的な輸液セットで考えてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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