文献詳細
文献概要
今月の主題 自律神経失調症—心身症としての考え方・扱い方 類縁疾患との鑑別
全身倦怠
著者: 桂戴作1
所属機関: 1日本大学医学部・第1内科(心療内科)
ページ範囲:P.1768 - P.1769
文献購入ページに移動 自律神経失調症ほど愁訴の多い疾患はない.いわゆる不定の愁訴である.その中で,全身倦怠1)という症状はかなり多いものである.そして,しばしば易疲労性を伴い,この両者はほぼ同一の感じで使われているのが現状である.
全身の不全状態をあらわす症状であり,身体的,精神的に活力が低下したときに起こり,一般には,"だるい","ものうい"などと呼ばれる感覚でもある.
全身の不全状態をあらわす症状であり,身体的,精神的に活力が低下したときに起こり,一般には,"だるい","ものうい"などと呼ばれる感覚でもある.
掲載誌情報