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今月の主題 自律神経失調症—心身症としての考え方・扱い方 薬物療法
消化器系症状に対して
著者: 川上澄12 佐々木大輔1 成田則正1 石岡昭1
所属機関: 1弘前大学医学部・第1内科 2弘前大学教育学部看護科(内科)
ページ範囲:P.1794 - P.1795
文献購入ページに移動自律神経の失調を来たす病因としては,種々のものがあるが,器質的病変が存在しても,それが中枢性ないしは末梢性に自律神経を障害することはしばしばある.外傷,感染,中毒,内分泌障害,代謝障害などがそれにあたるが,これらは原疾患を治療しないと,自律神経の失調症状も改善しないので,一般には自律神経失調症とはいわない.
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