icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina19巻10号

1982年10月発行

今月の主題 自律神経失調症—心身症としての考え方・扱い方

薬物療法

精神症状に対して

著者: 岩井寛1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・神経精神科

ページ範囲:P.1798 - P.1799

文献概要

 人間は心身相関の存在であり,情緒回路を通して心と身体が相互影響的に対応して知的,情緒的,意志的な精神状態をもたらし,それと同時に身体的変化をもつかさどる.この点に関してはCannon WB1)がホメオスタシスを強調し,Selye H2)がストレスと生体機構の変化を強調したが,筆者3)はそうしたメカニズムが下記のような過程のもとに,間脳における自律神経系を経て身体全体に,心身相関の影響を及ぼしていくと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら