文献詳細
文献概要
講座 異常値の出るメカニズム・54 酵素検査・14
血清モノアミンオキシダーゼ(MAO)
著者: 玄番昭夫1
所属機関: 1中央鉄道病院・中央臨床検査室
ページ範囲:P.1875 - P.1880
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国際生化学連合命名委員会のコードNo EC 1.4.3.4にamine oxidase(flavin-containing)という酵素があり,これがモノアミンオキシダーゼ(monoamine oxidase,MAO)と呼ばれてきたミトコンドリア由来の酵素で,次式のようにモノアミン類の酸化的脱アミノ反応を触媒する.
R・CH・NH2+H2O+O2=R・CHO+NH3+H2O2
国際生化学連合命名委員会のコードNo EC 1.4.3.4にamine oxidase(flavin-containing)という酵素があり,これがモノアミンオキシダーゼ(monoamine oxidase,MAO)と呼ばれてきたミトコンドリア由来の酵素で,次式のようにモノアミン類の酸化的脱アミノ反応を触媒する.
R・CH・NH2+H2O+O2=R・CHO+NH3+H2O2
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