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米国家庭医学の発展・2
家庭医学はGPへの逆行か—家庭医と一般医の相違
著者: 木村隆徳1
所属機関: 1伊予病院
ページ範囲:P.1904 - P.1905
文献購入ページに移動 家庭医学を基礎づける基本的概造は,専門科として公式認可(1969年される1/4世紀も前にJohnsonという人が発表しています1).家庭医(family physician)は一般医(general practitioner)に比して①自己の受けた訓練の限界をよりよく知り,守り,②診療調整の技術を駆使して適切にコンサルタントを呼び入れ,③人間全体としての治療を強調し,④病気,人格,経済,社会問題の関係を知り,⑤医療の近代的技術面と日常ありふれた疾病を取扱う技能と興味をもつことに加えて,主治医,患者,他医師との関係を強調します.
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