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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻11号

1982年11月発行

文献概要

今月の主題 高血圧症—今日の知識 成因

昇圧因子—カテコラミン・交感神経系

著者: 口井正人1 増山善明1

所属機関: 1和歌山県立医科大学・循環器内科

ページ範囲:P.1934 - P.1936

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 カテコラミン(CA)は中枢および末梢交感神経の化学伝達物質,副腎髄質からのホルモンとして,血圧調節をはじめ広範な生理作用を発現している.このため,従来から高血圧の発症・維持におけるCAの役割が注目され,多くの検討が加えられてきた.とくにCA微量定量法をはじめとする生化学的研究法の進歩により,交感神経機能のより精確な評価が可能となり,高血圧の病態と関連した詳細な検討が行われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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