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今月の主題 高血圧症—今日の知識 診断の進歩
血中カテコラミン測定法とその問題点
著者: 安達眞樹1 三浦幸雄1 阿部圭志1 吉永馨1
所属機関: 1東北大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.1964 - P.1965
文献購入ページに移動各種CA測定法の特徴は,CA以外の生体成分からの分離,CA分画(norepinephrine〔NE〕,epinephrine〔E〕およびdopamine〔DA〕)の相互分離および各CA体の検出,の3段階に分けて考えることができる.この各段階に用いられる手法の違いに着目すると,現在一般に用いられている血漿CA測定法は,double column-trihydroxy indole method(THI法),high performance liquid chromatographic method(HPLC法),およびradio-enzymatic method(RE法)の3種に大別される.
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