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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻11号

1982年11月発行

文献概要

今月の主題 高血圧症—今日の知識 治療

α遮断剤,α-β遮断剤

著者: 東海林哲郎1 飯村攻1

所属機関: 1札幌医科大学・第2内科

ページ範囲:P.1992 - P.1993

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 交感神経系の受容体にはαとβがあり,最近はそれぞれがα1,α2とβ1,β2に分けられる.現在,α,βいずれの受容体遮断剤も降圧剤として用いられるが,α遮断剤は降圧効果の安定性や持続性に欠けるものが多く,日常臨床で使用しうる薬種は僅少のものに限られる.中枢のα受容体を介するとされるclonidineを除けば,純粋なα遮断剤としてはprazosinが,またα-β遮断剤としてはlabetalolがあげられるにすぎない,以下にはこれらを中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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