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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻11号

1982年11月発行

文献概要

今月の主題 高血圧症—今日の知識 座談会

本態性高血圧症の治療をめぐって

著者: 中村仁1 海老原昭夫2 猿田享男3 稲垣義明4

所属機関: 1八日市場市国保病院 2大分医科大学・臨床薬理学 3慶応義塾大学医学部・内科 4千葉大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.2007 - P.2019

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二次性高血圧症のスクリーニング 二次性高血圧症診断の意義/問診だけでも/上下肢の血圧差,立位の血圧が手がかり/簡単な検査を総合して/医原性高血圧も念頭に 本態性高血圧の病態,血行動態面の特徴 3つの因子/高血圧は3つの型に/ヘマトクリットが問題か 本態性高血圧の病因に関与する諸因子 いろいろな因子が複雑に関与/個々の患者によって違う 降圧剤の薬理作用 3種類の降圧剤/病態に応じて使い分ける 専門外来での治療の基本 まず生活療法を1カ月/食塩は栄養士に 第一線病院での治療の基本120以上なら即検査/食塩は1日蓄尿で数字を示す 降圧剤選択の原則 利尿降圧剤を第1選択薬に使う理由はなくなりつつある/β遮断剤の本態は血管収縮作用/β1-selectiveとα遮断剤の併用でよいか/服用回数が少ないほどコンプライアンスは上がる/利尿剤を使うべきケースもある/無視できないコスト・ベネフィット/1日2回なら朝と昼が効果的 何を第1選択としているか 7割サイアザイド,2〜3割β遮断剤/血管拡張剤も考えられる 降圧剤は一生服用しつづけるのか 年をとれば脳卒中のリスクにならない/やめるにしても徐々に/季節的変動を考慮して 日内変動を考慮して治療すべきか まだ基準がない/家庭での測定は十分に説明したうえで 坐位血圧を基準にすべきか 臥位が基本/特殊な病態では立位も 境界域高血圧をどう扱うか 生活規制をしてフォローを/リスク・ファクターではある

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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