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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻12号

1982年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 目でみるトレーニング―新作問題248題とその解説

解答と解説

著者: 小黒八七郎1 北野厚生2 長廻紘3 桜井幸弘4 下田悠一郎5 島田宜浩6 北原光夫78 三輪史朗9 厨信一郎10 高久史麿11 片山勲12 坂口弘13 木下真男14 門奈丈之15 奥平雅彦16 斉藤隆三17 柏崎禎夫18 石川英一19 朝田康夫20 松井瑞夫21 大和田隆22 前原忠行23 水上公宏24 江口孝24 小林直紀25 澤田徹26 前田如矢27 村松準18 金沢知博28 高橋寛28 池田成昭28 吉良枝郎29 岡安大仁30 高津忠夫31 金上晴夫32 水谷雅子33 河野通雄33 芳賀敏彦34 矢野仁雄34 相馬信行35 大塚義郎34 佐藤紘二36 保坂洋夫37 水野富一38 望月福治39 有山裏40 須山正文40 李茂基40 小磯謙吉41 川上澄4243 松川昌勝42 北川晋二44 村中光44 下田悠一郎44 湯浅祐二45 平松京一45 町田喜久雄46 石川恭三47 島田英世48 沢山俊民49 寒川昌信49 佐藤友英50 山科章51 五十嵐正男51 松尾博司52 外畑巌53 河合直樹53 新谷博一54 桜井恒太郎55 河合忠一55 木全心一5657 杉下靖郎58 伊東紘一59 福田守道60 楠川禮造61 阿武義人61 藤井諄一6263 坂本二哉52 大友英一64 濱口勝彦65 大野良三65 鳥居順三66 細田稔66 広瀬和彦67 進藤政臣68 柳沢信夫68 飯野史郎69 飯尾正宏70 伊藤喜久59 櫻林郁之介59 山内俊忠71

所属機関: 1国立がんセンター病院・内科 2大阪市立大学医学部・第3内科 3東京女子医科大学消化器病センター・消化管内科 4関東逓信病院・消化器内科 5九州大学医学部・放射線科 6島根医科大学・第2内科 7東京都済生会中央病院 8慶應義塾大学医学部・内科 9東京大学医科学研究所・内科 10日本医科大学・第3内科 11東京大学医学部・第3内科 12埼玉医科大学・第1病理学 13慶應義塾大学医学部・病理学 14東邦大学医学部大橋病院・第4内科 15大阪市立城北市民病院・内科 16北里大学医学部・病理学 17北里大学医学部・皮膚科 18北里大学医学部・内科 19群馬大学医学部・皮膚科 20関西医科大学・皮膚科 21日本大学医学部・眼科 22北里大学医学部・脳神経外科 23東京大学付属病院・放射線診断部 24脳血管研究所美原記念病院・脳神経外科 25東京女子医科大学脳神経センター・神経放射線科 26国立循環器病センター・内科 脳血管部門 27大阪市立大学・保健体育科(内科学) 28秋田大学医学部・第2内科 29自治医科大学・呼吸器内科 30日本大学医学部・第1内科 31日本大学医学部・第1内科 32青山山学院大学・理工学部 33名古屋市立大学医学部・放射線科 34国立療養所東京病院・呼吸器科 35国立療養所東京病院・外科 36国立療養所東京病院・内科 37東邦大学医学部・第2内科 38聖路加国際病院・放射線科 39東北大学医学部・第3内科 40順天堂病大学医学部・消化科内科 41東京大学医学部・泌尿器科 42弘前大学医学部・第1内科 43弘前大教育学部看護科・内科 44九州大学医学部・放射線科 45慶応義塾大学医学部・放射線診断部 46東京大学付属病院・中央放射線部 47杏林大学医学部・内科 48北里研究所付属病院・内科 49川崎医科大学・内科循環器部門 50帝京大学医学部第2内科 51聖路加国際病院・内科 52東京大学医学部・第2内科 53名古屋大学医学部第1内科 54昭和大学医学部・第3内科 55京都大学医学部・第3内科 56東京女子医科大学 57日本心臓血圧研究所 58筑波大学臨床医学系・内科 59自治医科大学・臨床病理 60札幌医科大学・第4内科 61山口大学医学部・第2内科 62心臓血管研究所・内科 63心臓血管研究所病院・内科 64浴風会病院 65埼玉医科大学・神経内科 66北里大医学部・内科 67東京都立神経病院・神経内科 68信州大学医学部・第3内科 69昭和大学藤が丘病院・内科 70東京大学隊学部・放射線科 71東海大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.2387 - P.2464

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1 正解→C(Aは準正解)
 胃体下部前壁に浅い陥凹と,それに向って著明な粘膜ひだの集中がみられる.それぞれの粘膜ひだの中心側末端には明らかな蚕蝕像がみられる.かかる所見は中断,断裂,階段状陥凹,concavityなどとも呼ばれており,IIc(を含む)型早期胃癌の肉眼的悪性所見の最も代表的なものである.この所見は全周性に認められている.粘膜ひだの末端には軽度の肥厚のあるものもあるが,粘膜以下の癌浸潤に特有とされている癒合像ははっきりとは認められない.
 X線と内視鏡診断はIIc型胃癌であったが,手術後の病理組織学的検査ではごくわずかの癌組織が固有筋層にみられた.したがって進行胃癌である.癌の大きさ:1.2×0.7cm,Ul-IIを含む.印環細胞癌.ln:0/23.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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