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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻13号

1982年12月発行

文献概要

カラーグラフ 臨床医のための腎生検・12 糸球体病変・12

巣状病変

著者: 坂口弘1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・病理学

ページ範囲:P.2554 - P.2555

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 巣状腎炎focal glomerulonephritisという用語は以前から臨床でも病理でも使われていた.歴史的に有名なのは亜急性心内膜炎(SBE)のときのfocal embolic GNである.
 糸球体の侵され方がほとんどすべて(80%以上)の場合をdiffuseといい,それ以下をfocal,1つの糸球体をとって全体に病変のみられるものをglobal,その一部のものをsegmentalというが,focal lesionまたはfocalGNという場合は糸球体はfocal,segmentalに病変のみられるものである(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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