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文献概要
今月の主題 感染症と免疫 感染症の診断
血清診断
著者: 伊藤忠一1
所属機関: 1岩手医科大学・中央臨床検査部
ページ範囲:P.216 - P.217
文献購入ページに移動 感染症の診断にとって最も重要でかつ確定的なことは,Kochの3原則を待つまでもなく病原微生物を検出し同定することであるが,すべての感染症でこれが可能であるとは限らない.ここに感染症における血清検査の臨床的意義がある.
微生物に感染し発病すると,感染宿主にはいろいろの変化が起こる.その1つが免疫応答反応であり,血清診断は免疫応答にその基礎をおいている.
微生物に感染し発病すると,感染宿主にはいろいろの変化が起こる.その1つが免疫応答反応であり,血清診断は免疫応答にその基礎をおいている.
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