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今月の主題 感染症と免疫 特異的防御機構
細菌感染
著者: 見明俊治1 武谷健二1
所属機関: 1九州大学医学部・細菌学
ページ範囲:P.238 - P.239
文献購入ページに移動 宿主に細菌が感染すると,免疫学的な感染抵抗性が成立する.この免疫は,体液性免疫と細胞性免疫の2つに大別できる.一般に,結核菌などの細胞内寄生性細菌は細胞性免疫を誘導し,それ以外の菌は体液性免疫を誘導しやすいものと考えられている.本稿では,生体の持つ抗原特異的感染防御機構について概説する.
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