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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻3号

1982年03月発行

文献概要

今月の主題 リハビリテーションの現況 治療法

理学療法

著者: 谷岡淳1

所属機関: 1自治医科大学付属病院・リハビリテーションセンター室

ページ範囲:P.394 - P.396

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 リハビリテーションで実施される理学療法には,受動的なものと能動的なものがある.前者は主に物理的mediaを用い,熱(温熱・冷熱),水(温水・冷水),電気(低周波・高周波・超音波)やマッサージを人体に施すことによって全身のリラクゼーションや局所の疼痛の寛解,軟部組織の伸展性の増大などを日的とする療法である.能動的理学療法では運動(体操)に主眼がおかれ,種々の運動麻痺や神経・筋骨格系の損傷に対しダイナミックな機能回復を促進することが目的になる.リハビリテーション技術の進歩に伴い,物理的手段を主体にする理学療法がややもすると等閑される傾向にあるが,適応を熟知し運動療法と併用することによって,リハビリテーションの効果がさらに期待できる.
 以下,温熱療法,水治療法,牽引療法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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