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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻3号

1982年03月発行

文献概要

カラーグラフ 臨床医のための腎生検・3 糸球体病変・3

メサンギウム増殖性糸球体腎炎

著者: 坂口弘1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・病理学

ページ範囲:P.492 - P.493

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 ほとんどすべての糸球体に一様にメサンギウム細胞の増殖のみられるもの(末梢のメサンギウム領域に4個以上のメサンギウム細胞の増殖を伴っているもの)で,増殖の軽度のものから高度のものまでいろいろあるが,進行したものではメサンギワムの硬化が著しくなる.
 メサンギウム増殖性腎炎という名称は長くて少し不便であるし,一般にprolif. GNといえばメサンギウムの増殖を主体とするこの型の腎炎を表わしていることは常識であるので,筆者は日常はメサンギウムを略しprolif. GNとして用いている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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