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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻3号

1982年03月発行

文献概要

オスラー博士の生涯・104

結束,平和,ならびに協調—メリーランド州内科外科医師会の総会での告別講演(1905年)

著者: 日野原重明1 仁木久恵1

所属機関: 1聖路加看護大学

ページ範囲:P.552 - P.560

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 ジョンス・ホプキンス大学医学部の創設に貢献し,ここで1889年から16年間医学教育と研究と診療に身を捧げたウィリアム・オスラーは,1905年にボルチモア市を去り,オックスフォード大学に転任した.彼は,1905年2月には,ジョンス・ホプキンス大学を去るに当って,「固定期間」(Fixed period)と題する告別講演を,また1905年4月には,母校のカナダのマギル大学で「学究生活」と題するアメリカ大陸を去るに際しての告別講演をした.
 そして同じ年の4月29日には,アメリカ合衆国を去る最後の告別講演をメリーランド州内科外科医師会の総会で行ったのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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