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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻4号

1982年04月発行

文献概要

今月の主題 狭心症とその周辺 鼎談

狭心症と無痛性虚血性心臓病の薬物治療

著者: 春見建一1 村田和彦2 太田怜3

所属機関: 1昭和大学医学部藤が丘病院・内科 2群馬大学医学部・第3内科 3三宿病院・循環器科

ページ範囲:P.661 - P.671

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労作性狭心症の場合 第1選択はナイトレート/ニトロールなら1日4回各1錠/プロプラノロールなら1日3〜4回各20mg/だめなら他の薬をかぶせる/若い人は症状に応じて減らす/ニトロ舌下錠は1日の錠数がかなり多くても大丈夫 狭心症を主訴とする大動脈弁閉鎖不全,狭窄症の場合 閉鎖不全,狭窄で狭心症が起これば手術/重積状態なら入院させてどんどんかぶせる/冠スパスムが原因ならCa拮抗薬/塗布剤も有効 不安定狭心症の場合 入院させてCa拮抗薬+ナイトレート+ヘパリン/抗凝血薬は本当に効くか/β遮断剤は使っていいか/強力な薬物療法は心筋梗塞を予防する 無痛性の虚血性心臓病の場合運動負荷が陰性なら他疾患を疑う/心電図の変化だけなら治療しない/いまのペルサンチンの使い方は正しいか/冠動脈造影で狭窄があれば冠拡張薬を/心電図に変化がなければペルサンチン+アスピリン/老人健診でST・T変化がみつかったら/フォローは1〜3ヵ月に1回の心電図で 心筋梗塞が治った後 原則的には薬を続ける/無痛性虚血性心臓病から心筋梗塞になる人は少ない/薬物治療は本当に必要か/代謝賦活剤は有効か

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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