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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻5号

1982年05月発行

文献概要

カラーグラフ 臨床医のための腎生検・5 糸球体病変・5

膜性増殖性糸球体腎炎type II

著者: 坂口弘1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・病理学

ページ範囲:P.896 - P.897

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 dense deposit glomerulonephritisは日本語の用語がなく,以前は膜性増殖性腎炎(MPGN)の中に入れられtype IIとされていたので,MPGN type IIとかdense deposit diseaseなどと通常呼んでいる.
 臨床的には低補体性腎炎としてみつけられたように,前回述べたMPGN type Iとまったく変わらない.日本ではMPGN type Iとtype IIは10:1ぐらいでtype IIが少ないが,外国ではtype IIのほうが多いという所もあり,人種によってかなり違うようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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