文献詳細
文献概要
カラーグラフ 臨床医のための腎生検・5 糸球体病変・5
膜性増殖性糸球体腎炎type II
著者: 坂口弘1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部・病理学
ページ範囲:P.896 - P.897
文献購入ページに移動 dense deposit glomerulonephritisは日本語の用語がなく,以前は膜性増殖性腎炎(MPGN)の中に入れられtype IIとされていたので,MPGN type IIとかdense deposit diseaseなどと通常呼んでいる.
臨床的には低補体性腎炎としてみつけられたように,前回述べたMPGN type Iとまったく変わらない.日本ではMPGN type Iとtype IIは10:1ぐらいでtype IIが少ないが,外国ではtype IIのほうが多いという所もあり,人種によってかなり違うようである.
臨床的には低補体性腎炎としてみつけられたように,前回述べたMPGN type Iとまったく変わらない.日本ではMPGN type Iとtype IIは10:1ぐらいでtype IIが少ないが,外国ではtype IIのほうが多いという所もあり,人種によってかなり違うようである.
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