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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻6号

1982年06月発行

今月の主題 癌治療の最前線

化学療法

抗癌剤のtargeting

著者: 高橋俊雄1 山口俊晴2

所属機関: 1秋田大学医学部・第1外科 2秋田大学医学部・外科

ページ範囲:P.1012 - P.1013

文献概要

 癌細胞にだけ選択的に毒性を示し,正常細胞には毒性を示さない薬剤,すなわち癌選択毒性のある抗癌剤の開発が待たれているが,現在のところ満足すべき薬剤はない.そこで,新しい抗癌剤の開発に努力する一方,現在ある抗癌剤を効率よく選択的に癌病巣に到達させる試みがなされている.本稿ではその試みを,薬剤の修飾による抗癌剤のtargetingと投与法,投与経路の工夫による抗癌剤targetingの2のつ面から概説してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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