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文献詳細

雑誌文献

medicina19巻6号

1982年06月発行

文献概要

オスラー博士の生涯・107

プラトンが描いた医術と医師 その1—1898年Johns Hopkins病院医史クラブ例会にて

著者: 日野原重明1 仁木久恵1

所属機関: 1聖路加看護大学

ページ範囲:P.1144 - P.1150

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 ウィリアム・オスラーは1889年にジョンス・ホプキンス大学に招かれ,病理学のウェルチなどとともに,医学部作りの中心として働いた.ジョンス・ホプキンス病院に赴任すると,すぐウェルチとともに病院の歴史クラブの例会をさかんにするように努力した.1893年の例会には上記の題でプラトンを中心に,ギリシャの医術と医師について語った.オスラーは作家や哲学者の医師論や医師批判に非常に興味をもっていたようである.
 オスラーは1892年5月に,42歳で結婚したが,英国への新婚旅行中に,ロンドンで買い求めたJowett訳の「プラトンの対話」を読んだ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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